News お知らせ

【LASSIC×Xerox×freee×智頭町】山間部の仕事不足を解消する「スキマワーク」プロジェクトを開始

2018.02.16 プレスリリース

〜キャリアアップ体制の構築や、UIJターン者の雇用受け皿となる「フルタイムワーク」の創出も目指す~

プロジェクト発足式の様子(左から、富士ゼロックス、LASSIC、freee、智頭町)

LASSIC(本社:鳥取県、代表:若山幸司)は、富士ゼロックス株式会社、freee株式会社と共同で、鳥取県智頭町において、柔軟な働き方をしたい農林業従事者・主婦層の「スキマワーク」を実現するプロジェクトを開始し、2018年2月9日、プロジェクト発足式および協定調印式を行いました。

「IT技術×地域イノベーション×Somethingで雇用を作る」をテーマに様々なサービス開発に取り組むLASSICは、各事業領域において地域活性化に取り組む富士ゼロックス、freeeと共に、智頭町内において『都市部企業が抱える人手不足と地方山間部が抱える一次産業従事者・主婦の仕事不足の解消を目指す新たな事業モデルを開発する』ことを目的に、プロジェクトを発足しました。

その第一弾として、智頭町、いざなぎ振興協議会(智頭町那岐地区の地域団体)とLASSICは協定を締結し、旧・那岐小学校(2012年閉校)の教室をオフィス仕様に改修、LASSICが主に智頭町内から人材を採用し、「クラウド会計ソフトfreee」の運用業務を行います。

短時間・時期限定・不定期就業等を希望する働き手に、ワークシェアによる「スキマワーク」を提供するとともに、中期的には、「フルタイムワーク」やPC・会計知識の習得によってキャリアアップできる体制も構築し、UIJターン者の雇用受け皿となることも目指します。

また今後、智頭町において次なる「IT×地方創生」の取り組みを進行するとともに、日本全国の他地域にも同様の取り組みを展開してまいります。

◯本プロジェクトおよび協定における取り組み事項

(1)『智頭町テレワーク「スキマワーク」』プロジェクトを発足
全国で地方創生企画を手掛ける富士ゼロックスが、基本コンセプト設計を担当。
ITによる地方創生を目指すfreeeとLASSICが共同で、実現モデル開発を担当。

(2)LASSICが、那岐地区を中心とした智頭町の人材を採用し「クラウド会計ソフト、freee」運用業務を実施、及び「スキマワーク」体制構築と人材教育を行い、「フルタイムワーク雇用」創出も目指す。
運用業務:データ入力、問合わせ対応などから始め、将来的には会計コンサルティング業務も視野に。

(3)智頭町、いざなぎ振興協議会が、旧那岐小学校教室を最新のITオフィスに改修
富士ゼロックスがセキュリティインフラを構築、およびOA機器を納入。

◯今後の展望

(1)智頭町内において、ICT技術を活用した地域活性につながる新たなプロジェクトの展開

(2) 日本全国の他地域において、本プロジェクトおよび後発プロジェクトをモデルとした事業の展開

【参考】LASSICの「IT×地方創生」の取り組み事例

〇 IoT・AI・機械対話・感情解析技術を活用した認知症治療専門病棟と回復期リハビリテーション病棟の省力化・効率化・代替化・客観化等の実現による、超高齢化・医療従事者不足に直面する医療の支援(鳥取県鳥取市)

〇 高度ICTを利活用した移住定住促進プラットフォーム構築の共同プロジェクト(宮城県丸森町)

〇 中山間部のお年寄りと医療機関をつなぐテレビ会議システム構築(鳥取県岩美町)

〇 「森林セラピー®」の法人向け研修への転化企画・運用、法人送客支援(鳥取県智頭町)

〇 中山間地域の小学生向けテレビ会議システムを活用した遠隔授業の検証(鳥取県南部町)

〇 法人向け「森林セラピー」プログラム開発コンサルティング(高知県梼原町)

本件に関するお問い合わせ先

株式会社LASSIC 担当:佐久間(さくま)
Tel:080-3363-6056
e-mail:marcom@lassic.co.jp

【株式会社LASSIC(ラシック)について】

LASSICは2006年に鳥取県で創業し、『~鳥取発~ITで、地方創生』を経営理念に、ITを通じてポテンシャルや魅力に溢れた地方の活性化、地方創生の実現を目指している企業です。

東京に一極集中しているIT業界の経済活動を地方に分散させる“地方輸出”の仕組みづくりや、ITとアイデアで地方自治体の課題解決を支援する地域イノベーション支援事業、人や組織の状態を見える化し改善を支援する感情解析技術の研究開発などに取り組んでいます。

人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。

本 社 : 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3

代表者 : 代表取締役社長 若山 幸司

設 立 : 2006年12月26日

資本金 : 8,888万円

事業内容 :システムインテグレーション事業、地域イノベーション支援事業、感情解析研究開発事業

拠点 :鳥取(本社)、秋田、仙台、東京、大阪、姫路、米子、岡山、広島、福岡

facebook:https://www.facebook.com/lassic.co.jp/

【鳥取県智頭町及びいざなぎ振興協議会について】

智頭町は鳥取県東部にある中山間地域で、面積の93%を森で覆われ、人口約7,400人の町です。百人委員会という地域住民が主体となった町おこしの組織や、森林セラピーや森のようちえんなど地域資源である森を活用した地方創生に取り組んでいます。いざなぎ振興協議会は智頭町那岐地区住民主体の組織で、旧那岐小学校の利活用をはじめ、地元資源や人材を利用しての地域の活性化や住民が安心して暮らせる地域づくりなどの活動を行っています。

【富士ゼロックス株式会社について】

富士ゼロックスは富士フイルムホールディングスのグループ企業で、富士フイルムホールディングスが75%、ゼロックス・リミテッドが25%の株式を保有し、デジタル複合機をはじめとしたオフィス機器、パブリッシング・システム、ドキュメント・マネジメント・ソフトウェアや関連ソリューション/サービスを、日本および中国を含めたアジア・パシフィック地域で生産・販売しています。また、当社が生産したデジタル複合機やプリンターは米国ゼロックスやOEM先を通じて、全世界に提供しています。1962年に設立、社員数は連結で約47,000人、80以上の国内外関連会社/販売会社を有しており、連結売上額は1兆800億円(2016年度)です。

本 社:〒107-0052 東京都港区赤坂九丁目7番3号

代表者:代表取締役社長 栗原 博

資本金:200億円

従業員数:47,357名(2017年3月期 連結)

 

【freee(フリー)株式会社について】

「スモールビジネスに携わる全ての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」をビジョンに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供している。今回のプロジェクトでは「クラウド会計ソフト freee」の知識を持つ人材を地方に増やし、またITに関する知識に不安を抱える方に、よりローカルなサポートを提供していくことを狙って地方での展開を進める目論見。

会社名 : freee 株式会社(登記名:フリー株式会社)

代表者 : 代表取締役 佐々木大輔

設 立 : 2012 年 7 月 9 日

資本金 : 96 億 603万円(資本準備金等含む)

所在地 : 東京都品川区西五反田2-8-1 ファーストビル9F

URL:https://www.freee.co.jp


View