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“智頭町らしく”を追求した森林セラピー®成功の要因は“らしく”を理念に掲げるLASSICとの二人三脚だった

鳥取県智頭町様

智頭町山村再生課 参事 山中 章弘 様
一般社団法人 智頭町観光協会 事務局長 原田 俊行 様

 鳥取県智頭町山村再生課 山中様、鳥取県智頭町観光協会 原田様、弊社コンサルタント 八島

(写真左から)山中様、原田様、弊社 八島

プロジェクト概要

  • 智頭町の森林を活用した企業研修プログラム「森のビジネスセラピー『入社16年生』」の企画・プロデュース。
  • 森林セラピー®ユーザーの健康管理アプリ「もりりん」の開発
  • LASSIC担当領域:研修、アプリの企画開発プロデュース
  • プロジェクト期間:2011年7月~現在
  • 体制:智頭町様 数十名、LASSIC 2名~5名
  • その他事例:智頭町那岐地区の毎年恒例の婚活イベント「本気の婚活」の企画運営にも携わる。

鳥取県初の「森林セラピー®基地」への挑戦はネットニュースの記事をきっかけに動き始めた

山中様
私は智頭町役場の山村再生課で “森林セラピー®”の立ち上げから関わり、現在は一般社団法人智頭町観光協会で森林セラピーおよび観光協会を会社組織として運営できる基礎づくりに取り組んでいます。
智頭町は、町の9割以上を森林が占めています。源流を育む大切な資源でもあるこの森林を活用し、アピールできる“森林セラピー”は、智頭町の地方創生の主要なテーマです。平成22年4月に鳥取県初の「森林セラピー基地」の認定を経て、平成23年7月にスタートさせました。スタートから4年、今では年間1500人近い交流人口を創出することができるようになりました。
森林セラピーとは 森林浴を進化させたものです。森に行くと気持ち良くなったり、元気になれる。つまり森林浴イコール、ヘルスケアという考え方です。これをより進化させた“セラピー”として地方創生に活用しようというのが“森林セラピー”です。
しかし発案から今に至るまでにはずいぶん時間がかかりました。森林セラピーガイドを中心にさまざまな役割を担っていただいている原田さんも、プロジェクトの立ち上げから関わってもらっています。

原田様
私は3年前から観光協会で働いています。この3年間、主に観光協会の森林セラピーやそれに関連するさまざまなアクティビティ事業の運営はじめ、物産やバスなどのチケット販売まで手がけています。
森林セラピーのガイドをしていて実感することは、出発前と帰ってきた後とではお客様の表情が明らかに変わっている、ということです。皆さんすごくいい表情になって帰ってくる。これが森林セラピーの効果なんだと実感できる瞬間です。
こうしたガイドも含め観光協会の役割は智頭町の“地域の顔”。だからこそ他府県の皆さまや町民の皆さまに魅力を感じていただける情報を提供する、ということを第一に考えて取り組んでいます。

山中様
この森林セラピーとの出会いは10数年前。役場の昼休み、隣の職員が「インターネットニュースに面白い記事がある」と教えてくれました。そこには日本医科大学の李先生が、世界ではじめて発見した癌と戦うNK細胞をイタリアの学会で発表するという記事とともに “森林浴でNK細胞が活性化する”とありました。
その頃、智頭町では7つのトレッキングコースで誘客促進をしていたため“智頭町でトレッキングしたら癌になりにくくなる”なんてPRできたらと思ったんです。さっそく李先生とコンタクトするため人脈を当たり、そして念願かなって先生とお会いしたときに知ったのが“森林セラピー”でした。
森林セラピーは役場で好感触でした。しかし事業として進めるには観光の片手間では不可能。しかし、当時その体制を作ることは現実的ではなく、企画はお蔵入りになってしまいました。
そして時は流れて今の町長になった時、様々な提案事項の中に埋もれていた“森林セラピー®”が町長の目に止まり、ちょうど住民の発案もあったことで、私から“体制・お金・労力”など実行の条件を説明しました。その結果「やろう」ということになったわけです。LASSICとの出会いもちょうどその頃です。

 

 鳥取県智頭町山村再生課 山中様

「智頭町が誇る森林資源を活かし、智頭町の地方創生を推進していきたい。」(山中様)

 

地域を思う気持ちと健康への問題意識を共有業務を越えた仲間としての密な関係が結晶した

西尾(弊社代表・営業担当)
その当時は、智頭町様でも森林セラピーのゴールのイメージ自体がまだ企画段階だったので、関わらせていただくタイミングとしてもちょうどよかったですね。

山中様
智頭町では企業と組んで、お互いがWin-Winの関係で何か事業が推進できるんじゃないかという想いがありましたし、いいタイミングでした。

西尾
実は私自身、もともとメンタルヘルスというものに非常に強い興味を持っていたんです。
なぜなら、大学卒業以降、東京で人材ビジネスに携わり、カウンセラーとして3千人以上の技術者の方々の転職相談をさせていただいていたのですが、驚いたことに、三分の一の方がメンタル的な問題で悩んでいたのです。これは何とかできないものか、個人が自分の健康維持に役立つような、そういうビジネスモデルを考えたいと、常に課題意識を持っていたんですね。
ですので、智頭町で森林セラピーが企画されているということを鳥取県立図書館の館長だった森本さんから教えていただいた時は、ぜひ!とお願いして、町長との会談をセッティングいただいたんです。

山中様
智頭町は“智頭町らしく”森林セラピーを強みに企業研修をやりたい。一方で“らしく”を理念とするLASSICにはノウハウと、東京や各地に拠点や企業ネットワークがある。
お互いが“らしく”という同じ想いから出会いました。それから5年以上の月日がたち、今年の5月には包括的な連携協定を結ぶに至りました。社会問題を解決したいという想いを基に、一緒に真剣に企業向けプランを作って動いて来たからこそ、一歩一歩前進できたと思っています。

原田様
コミュニケーションも非常に密に取ってきましたし、同じ志を持つ仲間というか、同志のように感じています。

西尾
そうですね。

山中様
現在開発しているアプリも、智頭町の森林セラピーという資産とLASSICの最先端のIT技術というお互いの強みを活かし、“健康”というテーマを共有してカタチになった“結晶”だと思っています。

西尾
この結晶であるアプリを2015年秋と言うタイミングでリリースすることには、とても意味があるとも思っています。世の中が「地方創生」注目しつつも、なかなか社会課題と絡めた問題解決の手法を提示できていないと感じています。今回のアプリはIT技術だけではなく、「ウェアラブル技術」という最新のテクノロジーを使い、12月に施行される「企業のメンタルヘルスチェックの義務化」を支援するということです。これはまさに「地方が社会問題を解決する」という事への平凡ではないチャレンジ、地方のイノベーション力を示せると思っています。

 

 鳥取県智頭町観光協会 原田様

「LASSICは、同じ志を持つ仲間、同志だと思っています。」(原田様)

 

もっともっと良くしていきたいから・・・ 想いはすでに次なるプランへと走り出している

八島(弊社コンサルタント)
私は、LASSICで、西尾が紹介した森林セラピーの送客支援アプリ開発のチームリーダーをしています。目指しているのは毎日の健康状態も管理でき、定期的に森林セラピーへの誘客も実現できるアプリ。たとえばアプリでストレス度、リラックス度など日常的に健康状態を把握していただく。その数値が悪化してきたら“そろそろ森林セラピーへ”というように利用を促したり。
さらに誘導施策として動画コンテンツや智頭町のホームページへのリンク、イベント情報なども配信もできるため、“誘客からリピーター創出へ”という流れをアプリを通じて実現したいと思っています。

山中様
森林セラピーが軌道に乗って一段落したら、次の柱になるプラン作りの際には“智頭町×LASSICプラン”のようなものをつくっていけたらいいですね。もっともっと良くしていきたいので、またよろしくお願いします。

八島
弊社の“らしく”を実現するという理念にあるとおり、私は開発の面でITの技術を使って智頭町様のやりたいことをサポートできたらいいなと思っています。

 

 株式会社LASSIC 担当コンサルタント 八島

「これからもIT技術で智頭町様の“らしく”を全力でサポートしていきます。」(弊社・八島)

 

原田様
LASSICは地方・都会といったさまざまな立ち位置の中でちょっと高い位置の鳥の目と、地道なアリの目の双方を持って、うまく融合させながら展開していると思います。
今後、観光協会では旅行業の免許取得などの動きもあり、メンタルヘルスというプランの営業窓口としてLASSICの拠点力を活かすなど、ますます密な関係になれればいいですね。

山中様
LASSICは“風は地方に向けて吹いている”というように、常に風を見極めながら仕事ができる会社。俯瞰してみたり、住民の目線で眺めてみたり、いろいろな目線で取り組んでいただける、そういう力を持っている会社だと感じています。これからも期待しています。

西尾
もちろんです。これからも智頭町が元気になることでしたら何でもしたいと思っています。

 

 智頭町山村再生課 山中様、智頭町観光協会 原田様、弊社コンサルタント 八島、弊社副代表 西尾

「私たちの取り組みは、”地方が社会問題を解決する”ことへのチャレンジ。一緒に地方のイノベーション力を示していきましょう。」(弊社・西尾、写真右)

 

智頭町長 寺谷 誠一郎様の声

鳥取県智頭町長 寺谷 誠一郎様

鳥取県立図書館の森本館長の紹介を受けて、西尾さんと会った。最初の印象は「ペラペラとようしゃべる奴だな。相当変なヤツだ」と(笑)。正直、西尾さんの話していることは小難しくて私にはよくわからなかったが、とにかくピンと来たんで、役所の管理職を数十人集めて、西尾さんにプレゼンをしてもらった。これが正解だった。
うちの役所にはない視点と専門性、何より情熱を持っていた。
地域の活性化には、「バカ者、若者、よそ者」の3人の役者が必要というでしょ(注)。うちには幸いバカ者だけはいたわけで(笑)、「よし、いいよそ者が来た」ということで、一緒にやることを決めた。

まさに、これからは「地方の出番」。人間は皆、「森が作る空気」と「綺麗な水」に守られて生きている。それがいつしか、文明が発達する中で勘違いして「森を守る」なんて言い始めた。で、環境汚染でしょ。違うんです。これからは森に還る、森から恵みを頂くということに、原点回帰する時代なんです。高度成長期に、金の卵である若者が田舎から出て行ったあげく疲弊社会を作ってしまった。「地方が人に活力を与え、人が人らしく生きることを取り戻す」これは時代の要請なんです。

とは言っても、これからの時代は地方にとって、いわば戦国時代、強力なよそもの=パートナーが必要。そこにこのバカみたいに成長しているLASSICのエネルギーは、時代を勝ち抜いていくために重要な知将になっていますし、もっと力になってくれることを期待しています。

注:信州大学教授でテレビなどでも金融・経済のコメンテーターとしても著名な真壁昭夫さんが、街づくりイノベーションに必要な要素として著書『「若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる! 」』で提言しているもの。




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