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吉本興業で35年!竹中イサオの“泣く子も笑う”処世術-Vol.6

竹中イサオ

お笑いの総本山、吉本興業のプロデューサー生活13,000日、5,000人の吉本芸人と渡り合った竹中イサオの処世術コラム。社内外、業界内外からの悩みや疑問、提案に対してボケとツッコミでビシビシ返していきまっせ!

竹中 功(たけなか いさお)

1959年大阪市生まれ、吉本興業で約35年間タレント養成やイベント・映画製作を担当。数々の謝罪会見をこなした「謝罪マスター」でもある。

相談:「仕事が多すぎて、振り回されてばっかりです。どうすればいいでしょうか?」(IT業界のNさん)

 

こんな質問が来ました。

こんな悩みを持っている人、IT業界だけじゃなく、どの業界にも多いのかな?自分と仕事の関係に「お悩み発生!」やね。

でももう昭和の時代みたいに「この一週間『午前様』ですねん」なんていうのは減ったでしょ!?会社側も残業を減らすようにしてきてるし、仕事の現場も技術力やら効率化が進んで時短になったって聞くよ。

それでも「自分は仕事量が多すぎる」って言う人、ホンマのところの悩みが「物理的な仕事量」のことなんか、「仕事の捌(さば)きがヘタ」なんか、どっちなのかが大事やね。

会社が無理な仕事の量を言ってきているなら上司に相談せんなんことやし、自分が未熟ならそこを上司や同僚に相談して改善せんなんし、そこを探し出そうか!

いずれにしても、大事なのは「まわりに相談しよう!」やね。一人で悩んでて答えがなかなか見つからないとき、他人からの意外なアドバイスに出合えるねん。

直接の解決にはならへんかもしれんけど、家族や友人への相談もええね。解決したかった問題点が明確になるねん。必要ならまたボクにも聞いてや。ふざけたことしかアドバイスできひんけど・・。

まぁそのためにも普段から何でも言葉にして話し合えるグッドなコミュニケーションがあるとエエなぁ

「人は一人では生きていけない。」とは、なるほどやね。

会社は社長のもんだけやないし、株主だけのものやないし、社員だけのものでもないねん。会社や企業、団体はどこの誰かは知らんけど、色んな人に必要とされ生きてるもんやねん。まぁ生かされていると言ってもええけどね。昔に比べて社会はグローバル、相談できる人も増えてよかったやん。

しかし相談する前に、覚えておいて欲しいことがあるねん。

ここは大事やで。

「相談」っていうのは「後ろ向きなことの共有」になってたらアカン

良くないときに使われがちな「傷の舐め合い」ちゅうやつやね。「似たような境遇や不幸を感じる者同士が慰め合うこと」やね。

これは全く問題の解決にならへんよ。甘やかし合いでしかないやん。

あと、相談時に開口一番、「どうしたらええねやろう?」はゼロ点やで。

ここはあれこれイッパイ考えた末に「○○しようと思うねんけど、どう思う!?」が筋やね。

「相談」の鉄則は、「悩んでいますねん」と言う現状を伝えることではなく、どういう策を取って「解決」するかを探すことやねん。そこを仲間や先輩のアドバイスをもらってこなすことやねん。アドバイスは他人からもろて、決定と実行は本人やで。覚悟を決めて動くにも本人。この構造は大昔から変わってへんで!

昔、新人の漫才師に「ええネタできませんねん、何かええネタないでしょうか?」と聞かれたけど、そんなんでは何も答えられへん、意見も方向性のアドバイスも何もできひん。「こんなことをネタにしたい!」言うヒントやきっかけをくれな、はじまれへんからや。

大事なことは頭ンの中、ツルッツルのまま、相談されても無理って言うこと。そこを探り、言語化して話そうや! 

ボクが前におった吉本興業の芸人のギャラの話やけど(内緒やで)、完全歩合制なんよ。1ステージ300円から数百万円まで。CMの年間契約になると1億円も越えるで!

ということは、新人君、月に1本しか仕事がなかったら月収300円になるわけよね。1ステージのギャラの単価が10倍になって3千円になっても、年に1本しか仕事が来なかったら年収3千円やねんで。

でもこれがもっと笑いを取れるようになって、オモロクなってきたら仕事の本数も増えるし、単価も上がるねん。結果、吉本には数億円プレーヤーがゴロゴロいてるんよ。

凄い「成果主義」やろ?

安定志向?安定飛行?なんてあらへん。だって好きで入った業界やもん。ほとんどの芸人に「覚悟」があるねん。

そんな概論はいらんか?

いや、よく考えてみようや。

嫌で入った会社やないやろ?自分で選んで入った会社やろ?

はじまりはここやねん。

「自分で決めて動く」と言う「覚悟」があるということやねん。

自分で選んだなら、「仕事の量が多い」とか「自分には出来ない仕事をさせられている」なんて、幸せなもんや。

 

そこがわかったら、さっそく誰かに「相談しよう」!そして「相談」して話がまとまったら、今度はそれを「行動」に変えていかなあかん。ここが肝やねん!

 

一回きりの人生、「相談するは一時の恥、相談せぬは一生の恥」やったっけ!?

 


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