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2017.02.14 リモートワークコラム

海外リモートワーク、おわりました-Vol.10

LASSIC広報担当による海外でリモートワーク(&初の外国暮らし) in オーストラリアのレポートです。

多文化都市メルボルン

「多文化都市、メルボルン」

G’day, mate!(こんにちは)

3ヶ月の滞在を終え、日本に戻って来ました!
今回は総括として、「多文化都市、メルボルン」について感じたことを書いてみたいと思います。
(なお、私は外国で暮らすのは初めてで、他の国のことは全く知りませんのでそういう視点でご覧ください(笑))

長年に渡って移民を受け入れ、「多文化主義国家」として知られるオーストラリア。

少し数字を調べてみたところ、ここ数年の移民受け入れ数は年間で約19万人、ワーキングホリデープログラムの協定を結んでいる国は日本を含む28カ国、結婚などで家族を呼び寄せる「家族移民」の出身国数は175カ国、特定の技術や能力を持ってオーストラリアで仕事をする「技能移民」の出身国数は166カ国(家族移民・技能移民ともに2014年の実績)、やっぱりすごい数です!この他に、難民の受け入れも行っています。
以前まで最も多かったイギリスからの移民を超えて、近年圧倒的に多いのがインドからの移民、その次が中国からの移民だそうで、年間数億円もの投資を条件として認定される「投資ビザ」は9割が中国人からの申請だそうです。その他の上位国はフィリピン、南アフリカ、スリランカ、マレーシア、アイルランドなどなど・・・。

さて、「世界で最も住みやすい都市」ランキングで一位が続いたメルボルンは、まさにそんなオーストラリアを代表する多文化都市。本当に色々な国の人たちが街を行き交っていました。

多文化の中に住んでみた恩恵は大きく3つありました。

ひとつは、たくさんの国の美味しい食べ物が食べられたこと!(笑)
インド、アジアンはもちろん、レバノン、エチオピア、キューバ、ギリシャ、トルコ、イスラエル、ペルシャ・・・。そんなに大きくない街でも色々な国のレストランがあり、さらに、料理好きの友人が多国籍ミックスで作るオリジナル料理など、食べたことのないものを本当に様々、食べることができました。
お料理という点では、ベジタリアンも多いので、必ずどのお店にもベジ料理は用意してあり、これまたたくさんのベジ料理を堪能することができました。

多文化都市メルボルン

ふたつ目は、「違いが気にならない」こと。
見た目も服装も宗教も言語も文化も食べ物も、全く違うたくさんの人たちが共に暮らしていると、あまりにも、あらゆる面で、バラエティに富んでいて、「周りの人と違う」ということが当たり前過ぎるのです。
発言、行動、服装、生活スタイルなどなど、そこまで気にしていたつもりがないことでも、やはり日本では、周囲とのバランスは気にしていたのだなぁと気づくとともに、何も気にする必要のない気楽さはとても心地よいものでした。
また、日本人なら多くの人が気になるであろう英語の上手下手、発音についても、全く気にする必要はありません。どの国の人も自国訛り丸出しで喋っていますし、「Sorry?」「つまりこういう事?」と聞き返し合いながら会話するのも当たり前。友人同士だけでなく、相手がお店の人であっても同じです。(ちなみに、オーストラリアの店員さんはみな、とてもフレンドリーです。)
だから、臆することなく、通じるまでコミュニケーションすればよいのです。

多文化都市メルボルン

最後は、「異文化交流」。
移住して来た人だけでなく、世界を旅している途中の人や一時滞在の人もたくさんいるので、「自分の国ではこうだ」「こないだまで住んでいたあの国ではどうだった」「今はあの都市は変わってしまった」、そう言った会話があふれています。
そういう会話を通して世界の動きや情報を知り、自分の人生に合った新しい良いものや面白いものを取り入れ行くことで、大げさに言えば世界のいいところ取りができるという良さがあるように思いました。

3ヶ月間という短い期間ではありましたが、言葉では表しきれない、貴重な経験になりました。
オーストラリアには、また住んでみたいと思います。

She’ll be apples!(きっとうまく行くよ!)
※英語部分は、オーストラリア特有の言い回しです。

(広報担当:櫻井真由子)

多文化都市メルボルン


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