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仙台へUターン転職して、故郷にシリコンバレーを築く!?

伊達政宗騎馬像

「仙台へのUターン転職」と「シリコンバレー」!?

唐突な組み合わせと思われたかと思います。

ご存知の通り、シリコンバレーは、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ南東に位置し、世界的なIT企業が本社を構える起業家の聖地です。グーグルやアップル、インテル、フェイスブックをはじめ、名だたるIT企業の他、スタンフォード大学や様々な研究所が拠点を構えています。

今でこそ、先端ビジネスを手がける企業が集まる都会へと発展していますが、元々は西海岸の田舎街。スタンフォード大学の卒業生ですら、仕事を求めて東海岸へ行かざるを得ないほどでした。

これを危惧したスタンフォード大学は、アメリカの軍需産業に携わることで力をつけ、その後、学生への起業促進策や、スタートアップ及び周辺企業への優遇策を打ち出します。

その結果、卒業生によるヒューレット・パッカード創業を皮切りに、在校生・卒業生による起業やスタンフォード大学の研究に関連するハイテク産業の起業が盛んになり、それらの企業に就職する卒業生も増加、優秀なエンジニアたちが集まりはじめます。

産業の発展とともに街は発展し続け、1970年頃には、一帯の半導体企業によって世界シェアは独占状態となり、この地域が「シリコンバレー」と呼ばれるようになりました。

シリコンバレー

以降、同じように成長産業が集まって発展した街は、「○○のシリコンバレー」と呼ばれるようになりました。

日本でも、渋谷(東京都)が、かつてはGMOやサイバーエージェント、DeNAをはじめ多くのITベンチャーが誕生した聖地として「日本のシリコンバレー」(ビットバレー)と呼ばれていました。

2001年頃のITバブル崩壊や、ヤフー、楽天の六本木への移転などから、今は「渋谷=シリコンバレー」という印象は薄れてきていますが、現在、渋谷駅周辺は大々的な再開発が進み、新しいインテリジェントビルに、再びIT企業が集まりつつあります。

渋谷だけじゃない、日本のシリコンバレー

そんな起業や移転に伴う転職や異動によって、働く人とその家族が集まることで、活気ある都市へと発展した地域は、日本各地にあります。

例えば、神奈川県川崎市、JR南武線の沿線には、国内大手のIT企業が本社や工場を構えています。

他にも、千葉県の浦安、海浜幕張駅周辺や、茨城県の筑波研究学園都市、京都府の京都リサーチパーク、和歌山県田辺市周辺、北海道札幌市の札幌テクノパーク、鹿児島県霧島市の上野原テクノパークなども、「日本のシリコンバレー」と言われています。

場所に依存しないITの進化が、働き方にも変化を

本家シリコンバレーをはじめ、世界・日本の各地で「○○のシリコンバレー」と呼ばれる地域は、その多くが、大都市から物理的に距離が離れた地方にあるのが特徴です。

地方の方が人件費や家賃等が安いという理由もありますが、最近では「ITの進化」によって、「場所に依存しない働き方」が一般的になってきたことも理由の一つと言えるでしょう。

テレビ会議システムや様々なクラウドサービスが発展してきたことで、遠隔での会議や情報共有も容易となりました。

それにより、「顧客の元に通いやすい」という理由で地代家賃が高い中心都市にオフィスを構える必要も、そのオフィスに出勤する必要も、なくなりつつあります。

一方で、長い時間を過ごすワーキングスペースの「居心地の良さ」は、高い業務効率を維持する重要なファクターとして認識されるようになり、また、求職者からも入社動機のひとつとして重要視されるようになりました。

無機質で事務的なオフィス環境から、「無垢木材」を内装に使ったり、グレーや黒、カラフルなカラーを床や壁に使ったりと、「おしゃれなオフィス」ファシリティに力を入れる企業が増えていますよね。

働く「場所(所在地)」に投下するコストよりも、求職者にアピールし、働く人の業務効率やモチベーションを高める「ファシリティ」に投下するコストのほうが「コスパ」が良い時代になってきたのです。

このような経営トレンドが後押しして、「東京以外の地域に」「おしゃれな」オフィスを構える企業が増えつつあります。

そう…仙台にも、その流れがやってきているのです。

仙台へUターン転職する人が増えている!?

地方では、若い人たちの多くが、進学や就職を機会に、東京や大阪をはじめとした首都圏・大都市圏へ移住し、そのまま定住してしまうことで、過疎化が進んでいます。

東北各地の自治体も人口減少で苦しんでいますが、そんな中、仙台市は1970年以降、一度も人口が減少することなく増加し続けています。

伊達政宗騎馬像

仙台の人口増の要因は、東北各地の人々が、東北で最も発展している仙台へ仕事を求めて移住してきているということもありますが、それ以上に目立って実感するのが、「東京からのUターン転職」や「起業」するために仙台へ引っ越してくる若者の姿です。

仙台市内に増えるコワーキングスペース

近年、スタートアップ企業や個人事業主にとって非常に便利なサービス「コワーキングスペース」が増えていますが、その設立地域は、東京や大阪といった大都市圏だけではありません。

実は、仙台にも増えているのです。

例えば、仙台市内にあるコワーキングスペース「cocolin」には、東北の活性化を支援する企業、食文化を世界に発信する企業、外国人観光客向けの誘致や建築・コンサルティング、マッチングサービスなどを提供する企業、弁護士、会計士など、さまざまな企業、スタートアップ、ワーカーが集まっており、その多くが、仙台へUターン・Jターン者です。

場所に依存しない働き方や、この「cocolin」のような、おしゃれで利便性の高いコワーキングスペースも後押しして、いま仙台には、ITに強い企業・人材が集まりつつあるように見受けられます。

将来「仙台のシリコンバレー」が誕生する下地が、できつつあるのではないでしょうか。

コワーキングスペース

ですから、仙台という土地に愛着を持ち、これまで培ってきたITの知識や経験、技術を生かし、「仙台のシリコンバレー」が誕生する機会に携わりたい―。

そんな「元・仙台人」の方は、先駆けとして、成功をつかむ可能性が満ちているタイミングです。

Uターン・Iターン・Jターンして、仙台で、これまでのキャリアを生かしてみるのはいかがでしょうか。

Uターン・Iターン・Jターンって何?

Uターン…、車が対向車線へ転回し、進行方向を180度変えることを表す言葉ですが、近年では「地方創生」「地方活性化」や「転職」「移住」といったニュースや取り組みに関連して、目にすることが多くなってきました。

では、Uターン、Iターン、Jターンって、そもそも何なのか、改めて整理してお伝えしましょう。

■地元に帰る「Uターン」

例えば、もともと宮城県仙台市出身で、大学入学や就職をきっかけに別の地へ移住していた人が、仙台市に逆移住することを「Uターン」と言います。

出生県へUターンする人の割合は年々増加しているようです。

内閣府の調べによると、県が変わる転居・移動者のうち、1996年は11.2%が出生県へのUターンだったそうです。これが、最新の調査では2016年は20.4%と、倍に近い増加を果たしていることが分かります。

■地方へ移住する「Iターン」

例えば、東京や大阪といった都市圏に生まれ育った人が、仙台市などの地方へ移住することを「Iターン」と言います。(地方から都市部への移住には、「Iターン」という言葉は使いません。)

総務省が発表した「平成28年度における移住相談に関する調査結果」によると、自治体の窓口に寄せられた移住に関する相談は全国で約21万34000件。前年度から約7万1000件も増加しており、移住の注目度が高まっていることがわかります。

移住相談の多い県は、1位が長野県で15,021件、ついで、新潟県、北海道、富山県、石川県と続きます。

■出身地に近い都市へ移住する「Jターン」

最近、見かけることが多くなってきた移住用語、「Jターン」。

例えば、出身は盛岡市で、進学で東京へ移り住み、後に仙台市へ移住する、というのが「Jターン」です。東京にいるのと比べれば、ご両親の住む実家へも気軽に帰ることができる、といった理由から、「Jターン」を選択する人々が増えているようです。

仙台にUターン転職するメリット・デメリット

仙台へUターン転職することのメリットは、裏返して現在の不満が解消される点にあります。

Uターン転職を考え始めるきっかけを、マイナビ転職の調査データで見ると。

マイナビ転職「Uターン転職に関する実態調査」

この調査結果からわかるUターン転職のメリットは、

「趣味を活かした生活ができる」

東京や大阪といった大都市は便利で刺激的、食事やショッピングの選択肢もあふれていて、平日・休日に限らず、毎日楽しむことができます。

ところが、結婚し、子供もできて年齢も重ねて…、となると、次第に都会の恩恵を受けることが少なくなってきます。

一方で、子供には自然と触れさせたいと思いますし、自分自身も自然のありがたみを感じるようになってきます。そこで、山や海、自然と触れ合う時間を作ろうとすると、そもそも遠い、いつも渋滞。移動時間が取られ、交通費もバカにならない。都会の不便さを感じることが多くなります。

他にも、車・排気ガスが多すぎて満喫できないサイクリングや、スペースがない・近隣への音が気になりがちなDIY、広い土地やきれいな土が必要な家庭菜園・ガーデニングといった趣味も、都会には合わないと思う方もいるのではないでしょうか。

このように、あなたの趣味が、都会でないほうが満喫できるものならば、Uターンするメリットは充分あることでしょう。

「親の近くで生活できる」

都会を離れるのが嫌だとしても、それでもUターンしなくてはならない理由、それが「親との生活」でしょう。

大切なご両親と生活を共にする、移動距離の短い場所に暮らしてこまめに行き来できるようにする。こうした必要性からUターンをする人も多いと思います。

すぐ顔が見られる、すぐ駆け付けられるという、“近くで暮らせる安心感”はもちろんのこと、孫とたくさん会わせてあげられる、困った時に子供やペットの面倒を見てもらえるなど、ご両親にとっても自分にとっても、恩恵はあることと思います。

「生活環境が充実する」

仙台市内であれば、生活に必要なお店や、趣味を楽しむ施設も充実しています。

ショッピングモールや繁華街、イベントホールなども混雑や喧騒が少なく、快適さと過ごしやすさは断然、都会に勝るでしょう。

待機児童は少なく、医療機関も不足はありませんので、「あふれるほどの選択肢」という贅沢を求めなければ、満足いく生活環境の中で暮らしていけると思います。

「経済的な負担が軽い」

大都市圏での生活と比べて、大きなメリットとして実感できるのが、この「経済的な負担の軽さ」です。

首都圏のマンション平均価格は、5,518万円(国土交通省 2015年データ)。

いくら超低金利といっても、5,500万円の住宅ローンだと、月々の支払い額は15万円以上!

一般的な家庭であれば、共働きが前提になってしまいます。

1,000円を超えるランチもめずらしくなく、飲みに行けば5,000円以上と、やりくりするためには、かなりの工夫や我慢が必要です。

一方で、仙台市の家賃相場は、ワンルームの賃貸なら4万円台、ファミリー向けの3LDKでも8万円程度で借りることができ、分譲だと、建物面積100平米超の庭付き一戸建てが3,000万円出せば手に入れることができます。

Uターン転職の満足度

仙台市に限った話ではありませんが、Uターン転職の満足度調査(マイナビ調べ)によると、Uターン転職に「非常に満足」「やや満足」の合計が50.8%と、「やや不満足」「非常に不満」の合計14.2%を大幅に上回っています。

Uターン転職の満足度

Uターン転職のメリットである「趣味を活かした生活」や「親の近くでの生活」「生活環境が充実する」といったプライベート面の充実度の高さが調査から確認できますが、同時に、「仕事や職場環境」「人間関係」も、都会での暮らしとは比較にならないほど改善、満足しているのも見て取れます。

Uターン転職後に満足していること

Uターンの不安、デメリットは何?

それでは、Uターンのデメリットは、何なのでしょうか。

首相官邸が発表している「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」の結果を見ますと、

「働き口が見つからない」

「給料が下がる可能性」

「公共交通の利便性」

「日常生活の利便性」

などが不安という意見が多いようです。

Uターン転職の不安

そんな不安について、実際どうだったのかを、Uターン転職した人の声を聞くと。

「スキルを活かしつつ、ワークライフバランスを保てる仕事に就けた」

「地方を元気にすることをスローガンに掲げるIT企業と出会えた」

「東京とは交通事情が全く違い、車社会への不安も杞憂だった」

など、Uターンの不安=デメリットにはならなかったようです。

ただし、

「東京の有名なお店には旅行した時にしか行けない」

「好きなバンドのコンサートは、近くの都市へ1泊旅行前提」

「映画館がない」

「おしゃれなお店やおいしいレストランはあるにはあるが、数が少ない」

といった声もありますので、

「新しいレストランの開拓が何より好き!」

「好きなアーティストのコンサートには欠かさず行きたい!」

「いつも最先端のファッションで身を包みたい!」

というような方には、Uターン転職は、必ずしもオススメはできません。

とは言え…

「都会の刺激的な生活じゃなければ生きて行けない!なんて思っていましたが、移住してみたら、地方ならではの魅力にすっかりハマってしまい、人生の優先順位がまったく変わりました。」

なんて方もいらっしゃることは、お伝えしておきます。

実際に仙台へUターン・Iターン・Jターン転職した人の声

最後に、仙台にUターン・Iターン・Jターンして仙台オフィスで働くLASSICのメンバーに、「仙台のいいところ」についてインタビューしました。

Q1.東京と比較して仙台のいいところ

「電車が混まない」「適度に都会」「静かで道路や歩道がキレイ」「自然と町並みが調和している」「駅前などの市街地でも並木道があり、自然と触れ合う機会は多い」

Q2.東北の他県と比較して仙台の魅力は?

「都会と田舎のバランスが良い」「楽天イーグルスの存在は野球好きでなくても盛り上がれる」「東北初上陸!と言われるものは、だいたい仙台から」「デパートや飲食店が多い」「娯楽施設が多い」「仕事が多い」

Q3.東京との距離感はどう感じますか?

「新幹線で1時間半、日帰りもできるので、名古屋-東京や、大阪-東京間よりは近い」「精神的には遠く感じるが、物理的な距離は遠くない」「プライベートで気軽に行き来できる距離ではないけど、ビジネスでは行きやすい」

Q4.ここ数年での仙台の雰囲気はどう?

「仙台を拠点に起業する人が増えている」「大型マンションが建設ラッシュ」「震災復興で全体的に街が新しい」「都市部から離れた場所でも市街地が整備されていて過ごしやすい」

以上、仙台へのUターン・Iターン・Jターン転職者の声でした。

まとめ

いかがでしょう?

毎年、転入者が転出者を上回り、人口が増加している仙台市。

震災復興によって、街も新しく活気があり、仙台を拠点に起業するベンチャースピリットを持った若い人材も多い。「Uターン」「Iターン」「Jターン」で移住する先として、注目度の高い都市ではないでしょうか。

「仙台のシリコンバレー」と呼ばれるようになったとき、その先駆者、成功者として名を残したい、地元が元気になるために役に立ちたい、そういった思いでUターン転職に興味をお持ちでしたら、一度、LASSICの中途採用情報にもご注目ください。

LASSICは、「~鳥取発~ITで、地方創生」をスローガンに掲げ、現在、秋田から福岡まで9都府県に拠点があり(2018年2月現在)、これからも全国に拠点を展開して行く予定です。今は拠点がない地域でも、あなたの力で拠点を作ることも可能です。

「地方に移住したけど、やっぱり東京に戻りたい!」という方には、東京勤務への異動も可能ですし、プロジェクトによっては、東京や大阪へ出張する機会もあります。

ぜひ一度、地方創生やシリコンバレー構築に向けたお話をしてみませんか。

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