PAGE UP

帰りたい人が、地元に帰れる日本に。

感情解析研究開発 技術責任者

太中 啓介

帰りたい人が、地元に帰れる日本に。

感情解析研究開発 技術責任者

太中 啓介

鳥取で生まれ育ち、2009年、従業員が10名に満たないLASSICにSI(システムインテグレーション)部門の新卒プログラマーとして入社。
以後、東京や福岡への転勤や、さまざまな案件でのプロジェクトリーダーを経て、2016年から感情医工学研究所へ。
現在、感情解析技術を用いて新しい事業やサービス、プロダクトを創り出すEmotion Technologyチームの責任者として、LASSICの「仕事の創造」最前線を担う太中に、LASSICと、LASSICで目指す未来について聞いた。

就職活動の時はエンジニアを目指していたのですか?
そうですね。 “お客さんに「ありがとう」と言ってもらえる仕事”というイメージでSE(システムエンジニア)と、車が好きだったので自動車メーカーのエンジニアにも興味がありました。
鳥取には企業が少ないので、鳥取を出て大手企業を受けるつもりでしたが、鳥取で働きたいという気持ちもありました。
なぜLASSICを選んだのですか?
色々ありますが、一言で言うなら、本気でワクワクしたからです。
説明会で「鳥取を何とかしたい」「“課題先進県”鳥取で成功すれば、全国に応用できる」といった想いを語る姿は、本気度も覇気も他社とは全く違っていました。
ここなら自分も成長できそうだと思いましたし、一緒に同じものを目指してみたくなりました。
もともと、鳥取から進学や就職で人が出て行ってしまうことはすごく残念に思っていたので、魅力的な企業が作れれば、地元にも貢献できるし、県外へ出た人が戻ってくる受け皿になれる、鳥取に、Googleのようにビジョナリーで社会に貢献し社員にも還元しているような会社を作りたい、そんな気持ちがふくらんで、県外に出て大企業に入るより、断然魅力的に思えたんです。
結局、他の企業を受けるより前に、LASSICに入社することを決めてしまいました。
入社してから感じた魅力はどんなところにありますか?
自分にとっての一番の魅力は、やりたいことにチャレンジさせてくれて、任せてくれるということですね。成長したいと思って入社したので、全力で努力しないと達成できない目標やチャレンジングな仕事・ミッションを任せてくれることがありがたいです。
何年経っても日々成長を感じることができますし、充実しています。
自分だけの力では限界がある時には、上司も役員も全力でサポートしてくれますし、いつもポジティブで建設的で実現性の高いフィードバックをしてもらえるところも魅力のひとつだと思います。
色々な地域に行ってみたいので、福岡、東京で働けたこと、今後も他拠点に転勤できる可能性があるところもいいですね。
Emotion Technologyチームでの仕事内容を教えてください。
LASSICが取り組む「仕事の移管」「仕事の創出」の、「仕事の創出」にあたるものですが、感情解析技術をベースに、社会に価値を提供し収益を生むサービスやプロダクトを創るための研究開発をしています。
ビジネスプランを企画して、そのために必要な研究開発の計画、技術調査、要件定義、プログラミング、実証実験、実験結果の分析、レポート、お客様やパートナーさんとの協議、学会発表や特許申請など、全般ですね。
開発の方向性には二軸あります。
ひとつは、自社技術の研究開発。
例えば、「マルチモーダルトラッキング」という、表情から感情状態を推定してリアルタイムで可視化する自社技術を利用したシステムを作っています。感情の解析結果を組織マネジメントに活かし、組織の生産性向上に繋げることを目指しています。
もうひとつは、自社技術をお客様向けに応用、カスタマイズする開発です。
例えば、通称「ロボット病棟プロジェクト」という国立病院機構鳥取医療センター様との共同事業。
認知症病棟の業務負荷軽減と患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)向上を目指す、このプロジェクトでは、ロボットが患者さんの感情状態を理解しながら話し相手になったり、ロボットのカメラからの映像を看護師さん側のゴーグル型モニタやスマホなどに中継し、見守りに役立てるシステムなどの開発をしています。
「ロボット病棟プロジェクト」は、深刻化する少子高齢化社会、医療従事者不足に対応する地域医療支援でもありますから、まさに「ITで、地方創生」を代表するプロジェクトのひとつです。
学生時代に感情解析を学んでいたのですか?
いえ、感情解析分野だけでなく、入社するまではプログラミングすらほとんど経験がありませんでした。
LASSICに入ることを決めてから、大学で授業を取ったり研究室に入れてもらったりして、プログラミングの勉強を始めたくらいです。
ですが、感情医工学研究所には、自分で希望して異動させてもらいました。
感情解析領域は、LASSICの成長にとって重要な鍵ですから、その成長を加速させるための力になりたかったんです。当時の感情医工学研究所には、LASSIC独自のアイデアや技術要素はあっても、それを「カタチ」にする「開発」フェーズの人手が足りていなかった。「開発」なら、これまでの自分の経験や知識を役立てられる、そう思って、やりたいと手を挙げました。
実際、表情解析システム 「Emotion Measure」の開発など、企画・研究段階にあったさまざまなアイデアを具体化し、プロジェクトを加速させることができました。
今の仕事の面白さはどんなところにありますか?
「未来のシステムを創っている」ということです!
“「感情」を組合せたシステム”は、世界でもようやくつぼみになり始めた領域です。まだ世にないものを生み出すわけですから、この技術がどう使えるのか?どんなシーンで役立つのか?どんな市場があるのか?どんな価値を生み出せるのか?
すべて自分たち次第なんです。
また、さまざまな企業から応用開発や協業などの依頼を頂きますが、新しい領域だけに、その依頼も非常にチャレンジングで面白いです。
難しくもありますが、やりがいがあり、ワクワクする楽しさを、毎日感じています。
仕事に対する情熱の源と、いま目指していることは何ですか?
「お客様や関わる人たちに喜んでもらいたい」ということ、そして、入社した時から変わらず、「ビジョナリーで社会価値の高い魅力的な会社を作りたい」という想いです。
LASSICが成長して、鳥取だけでなく全国を視野に入れられるようになったのは、自分としても嬉しいです。
今の研究開発をさらに加速し、収益性を高めて、地元で働きたい人がひとりでも多く地元に戻って来られる、その受け皿になれるLASSICにしたいですね。

(インタビューの内容は、2017年11月時点のものです。)

PROFILE

太中 啓介(ふとなか けいすけ)

BizNextグループ EmotionTechnologyチーム マネージャー。
2009年 名古屋大学工学部卒業、LASSIC入社。鳥取県出身。
その日の気分に合わせたコーヒーで始めて、スパイスから作るカレーで締める週末が最近のお気に入り。好きなコーヒーはニカラグア産とケニア産、好きなスパイスはクミン。仕事は広範囲に渡るが、「結局、開発してる時が一番楽しい」という根っからのエンジニア。

就活生へのメッセージ

周囲に流されず、自分の価値観を大事にしよう!