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2015.11.14 お客さまの声

ニーズに合った優秀な人材を全国から登用できるので、依頼できる仕事の幅もますます広がると期待しています!

_ricoh-00株式会社リコー様

VC事業部 VC設計センター PF設計室 クラウドPFグループ 梅原 直樹 様
VC事業部 VC設計センター PF設計室 デバイスPFグループ グループリーダー 松野 陽一郎 様
VC事業部 VC設計センター PF設計室 デバイスPFグループ 長谷川 尭志 様

(写真・左から)リコー/梅原様・長谷川様・松野様、弊社/武田、田中、(UCSテレビ会議システムで参加)太中、八島

プロジェクト概要

RICOH Unified Communication System
(テレビ会議・Web会議システム。 http://www.ricoh.co.jp/ucs/ )の開発

  • LASSIC担当領域:UCS iOS/Androidクライアント開発、UCS iOSSDK 開発、クラウドプラットフォーム API開発、UCS端末管理サービス開発

  • プロジェクト期間:20124月~現在

  • 体制:LASSIC 2名~13

サンプル的に遠隔開発してもらった案件の想定を超えた成果に不安の余地は皆無だった

梅原様
私はUCSのクラウド側のAPIやサービスの開発を担当しています。以前、リコーが提供していたクラウドサービスの開発時に関わって頂いたLASSICのエンジニアの評判を聞き、終わったと同時にプロジェクトに是非!ということで加わってもらいました。そこからのお付き合いです。もちろん当初から遠隔で開発することを前提にしていました。

遠隔開発への不安はもともとありませんでした。しかしそれよりも、LASSICに手始めにサンプルとして開発してもらった案件の成果が想定よりはるかに良くて。驚きましたね。こちらが知らないようなノウハウを駆使して・・・すごいと思いましたよ。

松野様
現在、私はデバイス側のSDK開発グループのリーダーをしています。LASSICが蓄積している遠隔での開発ノウハウのおかげで、直接会えなくても違和感なく一緒に取り組めました。

梅原様
そうですね。当初2名から始まったお付き合いですが、その後別のWEBアプリケーションの開発に加え、UCSのiOS版およびクラウドの開発など、多い時は10名以上の体制で係わってもらっています。3つほどのプロジェクトが並行していて、すべて遠隔で開発しました。

松野様
遠隔での開発とはいえ、チャットやGitHubなどの通常の遠隔コミュニケーションツールに加えて、2週間に1回は、タスクとその結果をUCSで顔を見ながらのコミュニケーションでしっかりと情報共有していたので、特別に大変というようなこともありませんでした。本当に自然な感覚で仕事ができましたね。

梅原様
たしかに2年間の遠隔での開発で“遠隔”を感じさせなかったのはすごいです。“こういうケースでは、こうすればいい”というようなノウハウがあり、また当初は冗長で無駄に思えるコミュニケーションと感じていたところもあったのですが、経過とともにどんどん最適化されて、本当にやりやすくなりました。

 

「2年間の開発を通じて“遠隔”のデメリットは感じませんでした」(梅原様)

 

重要なのは“コミュニケーション力”と チームで“成果意識と目標を共有”すること

八島
私は遠隔での開発に長く携わっていますが、遠隔でスムーズにプロジェクトを進めるコツは、梅原さんがおっしゃっていたように、案件に応じてコミュニケーションを最適化していくことです。これはすべてのことに言えることですが“伝えるべきこと、重要なことは何か”をしっかりと認識し、その上でお互いに情報が共有できたかを確認することです。特に遠隔ではこれが重要になってきますね。

太中
私は2014年7月まで、鳥取で開発チームのリーダーとしてUCSのクラウド側のAPI開発に携わっていました。
遠隔開発の円滑化に大切なのは、八島が言ったように“そのための方法を やりながら見つけていく”ということ。たとえば普段のコミュニケーションについてはチャットなどのツールにより文字ベースでやり取りしていますが、コミュニケーション密度を高めなければいけない時にはUCSを使ってface to faceでやりとりをする。このように手法を使い分けることで“コミュニケーションを絶やさず、コミュニケーション力を上げて行く”ことを常に心がけています。

梅原様
そうですね。遠隔での開発ノウハウと、遠隔で活用できるさまざまなツールが充実していたため、遠隔という環境を意識せずに開発を進めていけたのでしょうね。

松野様
遠隔での開発もそうですが、常駐しているエンジニアもLASSICの方は何事もコツコツと真面目に取り組んでくれます。当社のメンバーの、技術的に難しいリクエストに対しても、しっかりと仔細に調べて取り組んで仕上げてくれます。

太中
リコー様はメーカーならではの“品質に関する基準やこだわり”が非常に強く、我々も仕事に対する厳しさというものを教えていただきLASSICとしても成長させていただいたと思っています。

八島
私たちは鳥取の小さな会社ですが、リコー様はその厳しい基準を下げることなく、LASSICに期待し続けてくださいました。それに応えつづけたい、というのはもちろんですし、私たちLASSICは「らしく」を実現する会社として、リコー様がやりたいと考えていることを一緒に実現するお手伝いを引き続きしていきたいと思います。

長谷川様
私は2015年から、常駐の武田さん、田中さんとともに、UCSのiOSアプリケーション等で使われるSDKの開発をチームで行っています。年齢も近いので、普段から冗談を言い合うなど、親しくさせてもらっています。開発のリクエストに関しては、こちらの確認不足や情報共有不足で“もっとこうしてほしかった”というケースもあります。そうした際にも、お互いに補い合えるようチームとして成長して“成果につなげていける関係”を創り育てることができるのがLASSICだと感じています。

武田
当初、鳥取で遠隔での開発に携わり、現在は常駐で長谷川さんとSDKの対応をしています。こちらに常駐して品質の業務をさせていただき、その経験をもとに別の案件のチームに提案できたりなど、遠隔と常駐の経験によるさまざまな成果を実感しています。今後は新メンバーを入れての次期展開への発展を考え、私と田中、二人でやっている仕事を鳥取に持ち帰り、さらに効率的に取り組ませていただきたいと思っています。

田中
私も同じく鳥取でUCSのiOSアプリケーション開発に携わっていましたが、2015年1月から常駐で松野さん、長谷川さんの元でSDKの開発を担当させていただいています。遠隔も常駐も意識させることなく、期待に応えることを目標としています。今後、リコー様とLASSICがチームとしてUCSビジネスをより高めるために貢献できたらと思います。

長谷川様
みなさんそれぞれ個性的でしっかりと“個”を持っていますが、同時にチームでの成果意識が明確で、組織として日々成長を実感できるというのがLASSICと組んだ印象ですね。

 

「リコー様の品質基準を決して下げることなく、ビジネスの成長に貢献したい」(田中・武田)

 

首都圏だけで同レベルの人材を見つけるより広大な全国各地と連携しての開発は効率的

松野様
こうした遠隔での開発は、依頼する立場で見ると、ものすごくお得感がある。首都圏で同じレベルの方に頼もうとするとなかなか出会えない。ところが広大な全国各地に目を向けると優秀な方も多く安心感があります。ソフトウェア開発という面では非常にマッチしていていいですね。

梅原様
今まで首都圏近隣では無理だったことが、その要求に適合する人が、たとえば東北にいたりするわけですよね。それに遠隔で開発するノウハウも蓄積されてきているわけだし。何ヵ所も効率的に連携して開発できるので、依頼できる仕事の幅も広がりそうだし期待できますね。

太中
LASSIC本社でも、最も重要なコミュニケーションツールとして、拠点間を繋ぐのにUCSを使っています。現在、鳥取、米子、福岡、岡山を繋ぎっぱなしにして、いつでも声をかけたら返事が返ってくるような環境で距離感のないコミュニケーションを実現しています。

長谷川様
最近のワークスタイルでは“そこに居なければならない”という常駐型の考え方は少しずつ薄れてきているように感じます。遠隔地でプロジェクトとしていっしょに取り組んでいるような時にUCSのようなツールがあれば映像でリアルタイムにやり取りもできます。遠隔地での飲み会などもUCSで繋ぎカラオケで盛り上がったこともあります(笑)。

武田
常駐する以前に鳥取の開発チームで試行錯誤していた頃も、このUCSによる良好なコミュニケーションを実現するためにはどうすればいいのか・・・音声レベルや端末の数など常に工夫をしていました。

梅原様
武田さん、通信環境の悪い場所で繋がらない時にどう対処するか、などを反映させたり、業務時間外も使って、さまざまなケースでのノウハウを蓄積していきましたよね。

八島
UCSは我々が使いながら創ってきたツール。実際に遠隔地でこのツールを使いながら機能を磨き上げてきた自慢の製品です。

松野様
当社においてLASSICは、なくてはならない存在になってきています。今後、当社の事業拡大時には、ぜひもっと大きな仕事をお願いしたいと思います。
お互いが同じ目標に向かって切磋琢磨しあいながら共に大きくなれる・・・そんな関係を創っていければ理想です。これからもLASSICには期待しています。

八島
リモートでのコミュニケーションに難しい点もありましたが・・・誕生日やバレンタインデーにプレゼントを交換しあったり。

梅原様
プレゼントの中に手書きの手紙が入っていたこともありました。10人ほどのローテーションするチームで開発していて、その皆さんからの直筆の手紙でした。びっくりしましたよ。

私は鳥取のLASSIC本社を訪ねたこともあります。年に一回は、face to faceでお会いしましょうと話しているのですが、非常に良い機会だと思います。

八島
今後も引き続きそういうお付き合いができたらと思っています。ありがとうございました。

 

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「切磋琢磨しあいながら共に大きくなれる関係になりたい。これからも期待しています。」(松野様)


株式会社リコー

本社事業所 東京都中央区銀座8-13-1 電話 (03) 6278-2111(代表)

http://www.ricoh.co.jp/



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