2023年2月27日
アフターコロナのコンサートはどうなる?
記事の調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1066名
調査期間:2022年9月30日〜10月1日
長く続いたコロナ禍もようやく落ち着き始めてきた昨今。アメリカでは3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催され、日本においても新型コロナウィルスの5類移行に伴い、イベントの制限がついに解除となります。ライブに演劇、展示会に各種フェス……様々なイベントの復活が話題となっていますが、これに対する世間の反応はどのようなものなのでしょうか。そこで、今回はアフターコロナのイベント事情について調査を行いました。
コロナ前に戻したいが、やはり不安も。
まず「コンサートやイベントについてあなたのお考えをお聞かせください」というアンケートを行い、再開するイベントに対しての意識調査を実施しました。その結果は以下のようなものとなっています。
アンケート結果で最も多かった回答は「数制限やマスクの着用を行ったうえで、密を避けて開催すべき」というもの。開催については問題ないようですが、一定以上の感染対策はしてほしいという声はまだまだ根強いようです。ですが、「コロナ以前の状態に戻すべきか」という視点でアンケート結果の比率を見てみると「人数制限の撤廃や大声での合唱・応援をしたい」「イベントの中止や延期をしなくてもよい」という意見が82.7ポイントとなりました。逆に「まだまだ規制・自粛は継続するべき」「オンラインで行う方が良い」という意見も81ポイントとなっており、人が集まりやすいイベントに関しては、このように賛成派と反対派の意見が拮抗していることがわかります。コロナ以前に戻したい声もある一方で、感染リスクは下がるわけではないため、それを不安に思っている人も多いことがうかがえます。
身近なイベント“飲み会”への参加は?
身近なイベントといえば、仲間内や大人数が集まっての飲み会はどうでしょうか。5類への移行が決まった現在ではどのような変化があったのか、飲み会にどのように参加したいかを調査しました。
調査の結果を見ると、オフラインでの飲み会を希望する声は80.2%となっており、コロナ収束後は、オフラインでの交流を増やしたいと思う人が非常に多いということがわかります。慎重な声はあるものの、規模や状況によっては、5類への移行は世論として概ね賛成の傾向にあるのかもしれません。
待ちに待ったイベント再開!でも羽目は外しすぎないように……
今回行った2つのアンケート結果から、コンサートなどのイベントについては以前のように開催をしたいという意見と慎重に行うべきという意見が拮抗する一方、飲み会といったコミュニケーションの場においてはオフラインでの交流をもっと増やしたいと考えている意見が非常に多い、ということがわかりました。
今後、5類へと移行していくなかでコロナ以前のように多くのイベントが開催され、人が集まる機会が増えていくと考えられます。ですが、「密を避けた状態で開催すべき」が最多の声となっていたこともあり、今後主催者側としては慎重な意見を持つ人やイベント参加をためらってしまうような人も気軽にイベント参加をしてもらえるような配慮や工夫などが求められるのではないでしょうか。
コロナ禍において、壊滅的な打撃を受けてしまったイベント産業。ようやく訪れたイベント再開の兆しですが、新型コロナウィルスそのものが消失したわけではありません。また、コンサートを始めとしたイベントは主催・開催側の配慮はもちろん、参加する側の協力があって初めて開催が成り立つものです。これからも楽しいイベントを以前のように開催していくために、コロナウィルスの存在は決して忘れず、かといって警戒しすぎて萎縮することもなく、ある意味“共存”ができる形で、アフターコロナのイベント様式を確立していくことが今後は重要になっていくのではないでしょうか。
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