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丸森町とLASSIC、 高度ICTを利活用した移住定住促進プラットフォーム構築の共同プロジェクトを開始

2016.10.14 ニュース

〜共同5社2町でパートナーシップ協定を締結〜

 「~鳥取発~ITで、地方創生」を掲げ、システム開発や地域イノベーション支援事業を手掛ける株式会社LASSIC(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:若山 幸司、以下LASSIC)は本日10月14日、宮城県丸森町(町長:保科 郷雄、以下丸森町)と共同で、高度ICTを利活用した移住定住を促進するプロジェクトを開始する事を発表します。

 丸森町は人口1万4,350人(2016年9月1日時点)を有し、仙台駅から約1時間、東北第二の大河である阿武隈川が町の北西部を貫流する自然豊かな「水とみどりの輝くまち」です。現在、少子高齢化に伴う急激な人口減少をはじめとする様々な課題を抱えていますが、「第五次丸森町総合計画」に基づき、「丸森で活躍する人を育てる」「地域が元気な丸森をつくる」「丸森で暮らす人を増やす」の3つの重点戦略を掲げ、取り組んでいます。これらの重点戦略を実行する体制のひとつとして、専任職員による「まるもり移住・定住サポートセンター」を2016年4月1日に開設し、「HELP!MARUMORI」プロジェクトを発足しました。

【本プロジェクトの概要】
 「HELP!MARUMORI」プロジェクトの新たな施策として、丸森町が取り組む移住・定住施策(地方創生交付金採択事業)の一環で進める事業です。
 IoT、AI等の先進技術を活用して、移住希望者や定住者、観光客の行動履歴をビッグデータとして収集・蓄積し、データを分析・パターン化することで、深刻化する人口減少の改善に取り組みます。
 また、移住相談者へ専用タブレット端末を貸与し、空き家情報や生活情報、観光情報などを配信するサービス、移住希望者向けにLASSICの『感情解析技術』を活用した丸森町への送客支援を実現するアプリなど、様々な移住希望者向けサービスの開発にも取り組みます。

 本プロジェクトには、LASSICの他、東北に拠点を構えるローカル企業である株式会社VISIT東北(所在地:宮城県仙台市、代表取締役:齊藤 良太)、株式会社侍(所在地:宮城県伊具郡丸森町、代表取締役:太見 洋介)、さらに、データベース製品シェア世界No1企業の日本オラクル株式会社(所在地:東京都港区、取締役代表執行役社長兼CEO 杉原 博茂)、パーソナルコンピュータシェア世界No1企業のレノボ・ジャパン株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 留目 真伸)が参加し、共同で推進してまいります。
また、同様の取り組みにおける国内先進自治体である、鳥取県岩美町(町長:榎本 武利、以下岩美町)も参加し、ノウハウの共有や共同の施策実行などを検討していきます。

 

 本プロジェクトで構築するシステムは2017年2月に丸森町移住定住サポートセンター「じゅーぴたっ」の移住定住者向けのサービスとして稼動開始を予定しております。移住・定住者への支援拡充を視野に、位置情報を活用した育児情報やコミュニティ・イベントなどへの情報配信や、機械学習による町役場への問い合わせ対応の利便性の向上等に取り組む予定です。

 

【関連URL】
・宮城県丸森町 http://www.town.marumori.miyagi.jp/
・HELP!MARUMORI  http://www.help-marumori.jp/
・株式会社VISIT東北  http://visittohoku.com/
・日本オラクル株式会社  http://www.oracle.com/jp
・レノボ・ジャパン株式会社  http://www.lenovo.com/jp/ja/

 

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社LASSIC 仙台拠点長 山下 拓郎
Tel:022-353-5035
e-mail::marcom@lassic.co.jp


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