LASSIC Media らしくメディア

2020.07.08 リモートワークコラム

優秀なエンジニアが都心を離れて働く理由

深刻なITエンジニアの人手不足、活路は「脱東京エンジニア」!?

 経済産業省の発表によると、IT人材は2020年時点で37万人不足しているとされ、コロナ騒動で失業率の上昇などが注目されている現在も、場所に依存することなく働けるIT人材は、テレワークとの親和性も高く、依然として深刻な人手不足に陥っています。

その中でも、システムエンジニアの需要の高まりは著しく、IT業界だけでなく、小売、流通、飲食など、業界の垣根を越えて優秀な人材を確保するための熾烈な採用競争が繰り広げられています。そして、IT企業の多くが都内にあることから、都内通勤圏が主戦場となっています。

エンジニアの需要が拡大する一方、国内は少子高齢化が加速し、今後ますます需要と供給のギャップが広がることが予想されます。

このまま東京圏を中心とした採用活動を続けていては、人材確保は困難を極め、事業成長にも影響を及ぼしかねません。

エンジニア職はテレワークで力を発揮しやすい!地方の優秀層に注目。

採用競争を勝ち抜くため、どうすれば限られた人材を見出せるのでしょうか。

都内通勤圏に固執せず、全国に点在するエンジニアに目を向けることで解決に繋がる可能性があります。

エンジニア職はリモートでも能力を発揮しやすく、大学入学や就職を機に上京し、東京でスキルを身につけた腕に覚えのある優秀層が、東京での生活ではなくライフワークバランスを優先してUIターンするケースが増えています。

そして、すでにリモートエンジニアとして活躍している人には共通点があります。東京でスキルを磨き、最前線で活躍してきた「脱東京エンジニア」であるということです。

リモートになると顔が見えなくなり、互いの状況が把握しづらいことから、対面時以上に高いコミュニケーション力とコミットメント力が求められます。

それらの能力が必要とされるのはテレワークに限ったことではなく、リモートエンジニアとして成果を出し続ける人は、エンジニアとしてはもちろんのこと、ビジネスパーソンとしても高い能力を発揮できる人材と言えます。

採用に苦労している企業にとって、そのような地方の優秀層を活用することが活路となるかもしれません

「脱東京エンジニア」は仕事もプライベートも妥協しない。

 ここまで、全国で活躍する脱東京エンジニアには優秀な人材が多いという話をしてきましたが、そもそも彼らは何故、都心を離れて働くことを選択しているのでしょうか。

自分の意思によって地方で働くことを選んだ人の多くが、理想のライフスタイル像を明確に持っているからではないでしょうか。

そして、心身ともに健康で充実した生き方をするのに最適な選択肢が「地方に住むこと」だったということです。

「休日には自宅からすぐに海へ行ける場所に住みたい」
「町おこしを通じて地元を盛り上げたい、活性化したい」
「都心にはない自然豊かな環境で子供をのびのび育てたい」

企業にとって、大きなビジネスチャンスと言えるのではないでしょうか。

都会は便利ですし、常に最新のトレンドに触れるには最適かもしれませんが、誰しも、時に街の喧騒や慌ただしさ、仕事のプレッシャーなどから離れ、自然や穏やかな空気に癒された経験があるのではないでしょうか。

ですが、大半の場合は年に数回旅行などでそういった経験をするくらいで、「のんびり過ごす時間も大事だな」「自然に触れるとリフレッシュするなぁ」と感じながらも、今の仕事を辞めてまで移住は・・・と尻込みしてしまいしがちです。

一方で、脱東京エンジニアが大きく違うのは、仕事もプライベートも充実した理想のライフスタイルを絶対に実現させる、という強い達成意欲を持っている点です。

仕事を続けることと移住を天秤にかけるのではなく、「どうすれば地方で生活しながら仕事を続けられるか」という考え方で、何かを手離したり諦めることなく働き方を適応させていこうとします。

つまり、人生の目標を必ず達成するために、地方暮らしでも自分の能力を活かせる環境を探し、その環境を維持できるよう成果にコミットし続けられる人材ということです。

仕事もプライベートも充実させたいから都心にはこだわらない。地方の逸材を確保するなら今しかありません。

 近年、個人の価値観が多様化し、働き方の選択肢が広がるなかで、優秀なエンジニアが都心から離れるのも納得です。

今回の外出自粛により多くのエンジニアがテレワークを経験したことで、リモートエンジニアを選択する人がさらに増えていくことが予想されます。

これから待ち受ける超高齢社会を勝ち抜くため、「採用するなら東京圏」という固定概念を捨て、人生に対しても、仕事に対しても高い達成意欲を持った脱東京エンジニアに注目してみてはいかがでしょうか。

地方に散らばる逸材にいち早く出会うチャンスです!


View