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2020.08.04 リモートワークコラム

自宅だけじゃない!テレワーク効率がグッと上がる最新リモートワークスポット

働き方の転換期を迎えている日本

 コロナショックにより、テレワーク・リモートワークが改めて注目されていますね。

新しい生活様式が公表されたこともあり、ウィズコロナ・アフターコロナ時代は、「3密」を避ける働き方として、テレワーク・リモートワーク(離れた場所で仕事をする)の需要が高まっていくことが予想されます。

とはいえ、在宅勤務だけでは息がつまってしまうと感じていませんか?

外出自粛期間中に一気に導入されたことから「テレワーク=在宅勤務」のイメージが強いかもしれませんが、「地方に住みながら東京の仕事をする」ことや、「外出先で仕事をする」「カフェで仕事をする」こともテレワーク・リモートワークです。

今回は、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に先駆け、自宅以外の働き場所を上手に利用して、息がつまることなく働いているテレワーク・リモートワークの達人に聞いたおすすめスポットを紹介したいと思います。

テレワーク・リモートワークスポットに求められるものは?

 テレワーク・リモートワークの達人AさんはIT系ベンチャー企業に勤める30代。新型コロナ感染拡大以前から会社のリモートワーク制度を活用し、日常的にオフィス以外の場所で仕事をしてきました。

そんなAさんにリモートワークする場所を決める際にどんな条件で探しているか聞いてみたところ、ポイントが2つありました。

まず1つ目が「3密」を避けられる環境であるということです。

コロナショック以降、必ず利用前に3つの密(密閉、密集、密接)に対してしっかり対策が取られているかどうかを確認しているそうです。また、Aさん自身も当日の体調チェック、マスク着用を習慣化して感染しない、させないを徹底しています。

そして、3密がクリアされた上で重視するのが、「効率的に仕事ができる環境が整っているかどうか」です。

例えば、以下の条件が揃っている場所を希望する人は多いのではないでしょうか。

・インターネット環境がある
・十分な作業スペースがある
・電源がある ・飲み物が充実している
・騒音や周囲の話し声が気にならない
・プライバシーを確保できる
・家もしくは最寄駅から近い

すべてが満たされれば1番ですが、Aさんはこれらの条件に優先順位をつけて場所を選んでいました。

あなたが仕事をするのに最も重視するのはどんなことですか?

ニーズ別おすすめリモートワークスポットをご紹介!

 テレワーク・リモートワークスポットとして使用される代表的な場所といえば「カフェ」「シェアオフィス」「ホテル」などです。

特にカフェは誰でも手軽に利用できるため、テレワーカー・リモートワーカーの聖地ともいえるかもしれません。コーヒーショップのチェーン店などでノートPCを開いて仕事をしている人の姿を見かけたことはありませんか?

3つそれぞれ異なる特徴とメリットがあるため、求めるものの優先順位によって選んでみてはいかがでしょうか。

 

コスパで選ぶなら「カフェ」

 カフェの場合、近場で探しやすく、コーヒーなどお店の商品を購入することで利用できるためコストを抑えつつ気分転換したい方におすすめです。

SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスでもプレイリストになっている、いわゆる「カフェミュージック」は心地よい曲調で作業BGMに打ってつけの曲が多く、そこにおしゃれな内装が加われば気分も上がりますよね。

ただし、あくまで飲食を目的としたサービスであることを忘れず利用したいところです。並んでいる人がいる場合や購入したものを飲み終えている場合は、譲り合いの精神を発揮するタイミングかもしれません。

また、カフェは不特定多数の人が出入りするため、機密情報の取り扱いなどセキュリティ面の注意は欠かせません。

 

利便性で選ぶなら「シェアオフィス」

 近年、都内を中心に拡大しているシェアオフィス。その一種であるコワーキングスペースという言葉も耳にする機会が増えました。

その名の通り、一つの空間を複数の企業や個人で共有して利用するサービスです。初期費用、月額費用などを支払うことで一般的なオフィスの設備を自由に使うことができます。会議室や、間仕切りされたブース、電話用スペースなど、仕事を円滑に進めるための環境が整っているのがメリットです。

テレワーク・リモートワークを前提にしているため、オフィスと比べても遜色ない設備環境で仕事ができます。その分コストがかかるイメージですが、スポット利用に対応しているケースも多く、野村不動産が運営している「H1T」のように初期費用や月額費用が不要、従量課金制で利用できるサービスなども登場しています。

カフェと比較すると数が少なく、都心に集中している点がネックですが、昨今のテレワーク拡大によりシェアオフィスも都心以外へも広がりを見せています。

 

プライベート空間にこだわるなら「ホテル」

 コロナショックを受け、ホテル業界でも顧客獲得の施策として「テレワークプラン」を用意するホテルが増えています。

ビジネスホテルだけでなく、ホテル雅叙園東京などの有名ラグジュアリーホテルも参入し、業界屈指のサービスで差別化を図っています。

ホテルのメリットは、何と言っても自分だけのプライベート空間が用意され、プライバシーもしっかり確保できる点です。会社や顧客の機密情報が人の目に触れる心配もありません。

コスト面を考慮すると日常使いとしては負担が大きいため、勝負の日や自分へのご褒美など、モチベーションアップを狙って利用してみてはいかがでしょうか。

リモートワークスポットで効率アップ!

 在宅勤務に対して、ずっと同じ環境で息が詰まるというだけでなく、「生活音が気になる」「オフィスのような仕事環境を再現できない」「誘惑が多く気が散ってしまう」など集中しづらいと感じることはありませんか?

もし、そういった悩みがある場合は、状況やニーズに合わせて自宅以外のリモートワークスポットを活用することで、仕事の効率が上がるかもしれません!

テレワーク・リモートワークの必要経費として補助金を支給するなど、企業が支援するケースも徐々に増えてきています。

企業にとってはこれまで通勤手当として発生していた一人数万円の経費が浮くことになりますので、その分をテレワーク・リモートワーク環境の最適化に充て、生産性が上がることが示されれば、今後より多くの企業で補助制度の導入が進んでいくのではないでしょうか。

業務効率を上げる手段として、身近なリモートワークスポットをぜひ活用してみてください。


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