LASSIC Media らしくメディア

2014.11.20 事例紹介

ロイヤリティが生まれ、上流も任せられる。高付加価値型アジャイルサービス「LAB」

果てしない可能性を秘めている「ebica」

「なぜ飲食店は、新幹線やホテルのように手軽にWEB予約できないんだろう」というあたりまえのニーズを解決するために開発された、飲食店向け予約管理システム「ebica」。2年半前、私たちは大きな仮説を持って飲食予約システムに参入しました。飲食店の予約業務の奥の深さにはビックリさせられましたが、やるなら徹底的にやろうと。予約業態のレストランを分類し、セグメント毎のお客様の声に耳を傾けて、飲食店の予約業務に必要なものを調査してきました。現在、様々な業態の店舗で「ebica」を導入、日に日に導入のお問い合わせが増えてきており、私たちはこの事業に果てしない可能性を感じています。

さらなるシステム投資を検討。「LAB」との出会いで高まる期待

 サービス拡充のため「ebica」のさらなるシステム投資を検討していました。商品戦略上、社内リソースだけで開発したかったが、その開発規模から社内リソースでは全然足りない状況。外部委託する上では、①事業、商品に対する〝ロイヤリティ〟 ②企画、設計等の上流工程にも貢献してくれる ③仕様変更等にスピード対応できる ④柔軟な開発体制をとれる ⑤品質面で安心できる ⑥リースナブルな価格 を委託先の判断基準として求めていました。しかし、これら全て満たしてくれる会社はなかなかなかったのです。
 そんな折、LASSICのチケット駆動型サービス「LAB」の案内を受けました。提案に対して②~⑥までは期待できそうだったので、①はこちらの想いを伝えることで巻き込めるのではないかと思い、お願いするに至りました。とはいっても、開発拠点が米子と随分遠隔だったため、①②については不安がつきまとったのが正直なところです。

ロイヤリティが生まれ、上流も任せられる。高付加価値型アジャイルサービス

 実際にLASSICの「LABサービス」を利用してみました。通常は7人前後の体制でお願いしていたのですが、開発ピーク時には15人体制を用意してくださったので、開発工程の山谷に合わせて柔軟なリソース確保が実現できました。プロジェクト立上げ当初はコミュニケーションギャップが発生して苦労の連続でしたが、今では遠隔ながらも日々の密なコミュケーションが交わせるのはもちろんのこと、チケット単位で依頼できるので、アジャイル開発のようにスピード感を維持して対応いただいております。
 さらに、LASSIC・東京には上流工程を担当できるコンサルやディレクターがいるので、ブリッジで当社に常駐していただきました。ニアショアの物理的な距離を埋めてくれるだけでなく、我々と遠隔チームの間のカバーにも入ってくれており、スムーズな開発ができます。また、米子には当社専任チームがいることによって、目には見えない一体感や、開発者の商品に対するロイヤリティも生まれやすいですね。もっとも、ロイヤリティ向上のために当社メンバーが米子へ行き、開発メンバーと濃密なコミュニケーションを図りましたが(笑)。
 いずれにしても、ロイヤリティが高く、上流もお任せできる体制によって、当社内のエンジニアも、より「ebica」の競争力、顧客への提供力を高めていくコアな部分に集中することができるようになりました。このように柔軟性の高い「LAB」は、まさに〝高付加価値型アジャイルサービス〟ともいえるのではないでしょうか。

大規模なプロジェクトマネジメントも成功。一緒に世の中を変えましょう!

「LAB」を利用し、最大15人体制10カ月規模のプロジェクトを遂行することができました。「ebica」をはじめ、まだ世の中にはない新しいものを次々と生み出していきたい。LASSICには最強のパートナーとして、引き続き支援していただきたいと思っております。これからも宜しくお願いいたします。

お客様Profile:株式会社エビソル

 株式会社エビソルは、旅行代理店、ホテル、カフェチェーン、人材サービス、ブライダルプロデュース、結婚相談所など多岐にわたるクライアント向けにオウンドメディアを活用した集客支援のコンサルティング事業を展開。O2Oパッケージ第一弾として2012年にローンチした「ebica」予約台帳は、高級ホテルのレストランから、人気のパンケーキ店、寿司屋、焼肉屋、カラオケ、居酒屋など様々な飲食店に導入されている。WEBサービスの世界にゼロから新しい価値を創るという志のもと、仲間を連れて再集結したベンチャー企業だ。


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